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TargetWatcher/仕組みと特長

■TargetWatcherの仕組み

ハードウェアとしてのTaregtWatcherは、カメラや周辺機器をいくつか接続した普通のパソコンにすぎません。特徴的なのは、パソコンにセットアップされているソフトウェアです。このソフトウェアの動作を見ていきましょう。



TaregtWatcherの仕組み(クリックで拡大)

TaregtWatcherは、起動するとすぐ「フレームメモリ」という大容量のメモリを作ります。そしてカメラから入力されてくる連続的な映像を、時間とともに変化する多数の静止画(フレーム)に分解し、フレームメモリに流し込んでいきます。フレームメモリがいっぱいになったら、古いフレームから順に捨てていきます。

 #このようなフレームメモリの動作を、図ではベルトコンベアにたとえて表記しました。

TaregtWatcherはフレームメモリのおかげで、限られた時間ですが過去の映像を保持することができます。しかしフレームメモリの内容はパソコンの電源を切ると消えてしまうので、フレームメモリだけでは入力された映像を残すことができません。そこでTaregtWatcherは、フレームメモリに格納されているフレームを素材として動画ファイルを作成する「レコーダ」というソフトウェアの部品を作り、ファイルとして映像を残すようにしています。TargetWatcherの内部では、いくつかのレコーダがフレームメモリの前にいて、必要なフレームを拾ってつなぎ合わせ、それぞれ個別に動画ファイルを作っていきます。

 #このようなレコーダの動作を、図では流しそうめんや回転ずしを待つ人にたとえて表記しました。

TaregtWatcherでは、フレームの選択方法・加工方法・連結方法の異なる複数のレコーダを同時に動かすことができます。これを「マルチレコーディング」(特許出願済み)と呼びます。マルチレコーディングのおかげで、TargetWatcherは1セットで同時に何役もの撮影記録を行うことができます。これは見逃しをなくすことや、多様なトラブルへの対応に役立ちます。また必要な時にしかファイルを作らない動作は、数ヶ月もの長期間にわたる連続稼働を可能にし、ごくたまにしか発生しないトラブルへの対応に役立ちます。


■TargetWatcherの特長

TargetWatcherは、ものづくり現場でのトラブルシューティングを強力にサポートする多くの特長を持っています。

■いつ現れるかわからない現象をとらえる「遡及記録機能」
時間をさかのぼって映像を記録。トラブルそのものだけでなく、その原因や兆候を記録・観察することができます。
 
■どこに現れるかわからない現象をとらえる「多カメラ対応」
10台以上のカメラでの同時撮影が可能。死角のない撮影記録ができます。
 
■高速・多カメラでの撮影を可能にする「トリガ連携機能」[New]
2セット以上のTargetWatcherを連動させることができます。10台以上の高速カメラを使った同時撮影も可能です。
 
■複数の現象を一度に記録する「マルチレコーディング」
1セットのTargetWatcherで、同時に複数の記録方法を使うことができます。
 
■状況や目的に応じて「選べるカメラ」
多彩なカメラに対応する汎用カメラインタフェースを搭載。状況・目的に応じて最適なカメラを選ぶことができます。
 
■ものの速い動きもしっかりとらえる「高速カメラ対応」
1,000フレーム/秒以上の高速カメラに対応。わずか一瞬の現象も見逃しません。
 
■狭い場所で発生する現象もとらえる「小型カメラ対応」
直径5mm以下の内視鏡型カメラに対応。機械や装置の内部にカメラを取り付けることができます。
 
■離れた場所で発生する現象もとらえる「Ethernetカメラ対応」
ケーブルを50m以上延ばすことができるEthernet接続のカメラに対応。生産ライン全体の撮影・記録もできます。
 
■あらゆる方法でトラブル発生を知る「豊富なトリガ」
トラブルが発生したことをTargetWatcherに知らせるためのトリガを豊富に用意。状況・目的に応じて選ぶことができます。
 
■外部からの電気信号でトリガをかける「信号入力トリガ対応」
制御盤からの警報信号や、センサからの出力信号をトリガとして利用することができます。
 
■映像の変化でトリガをかける「映像トリガ対応」
警告灯の点灯、表示パネルのエラー表示、物体の動きなどをトリガとして利用することができます。
 
■音や声を使ってトリガをかける「音声トリガ対応」
機械からの異音や警報音、物体の落下音、人の声などをトリガとして利用することができます。
 
■PLCと通信してトリガをかける「PLCトリガ対応」
機械装置に組み込まれたPLCからレジスタを読み出し、トリガとして利用することができます。
 
■低価格と使いやすさを実現する「汎用ハードウェア」
すべてのハードウェアを市販品で構成。コストパフォーマンスと使い慣れた操作感を約束します。
 
■持ち運びしやすく、手軽に使うことができる「小型軽量」
トランクケースに収納可能。使いたい時にすぐ現場に持ち込んで設置することができます。
 
■導入しやすく、手軽に使うことができる「低価格」
汎用品を活用して低価格を実現。修理が必要になっても最小限のご負担ですみます。

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